海外旅行で
あなたの「〜したい」が
「〜できる」に変わる!

 はじめまして。英語本作家の大門久美子です。私は、トラベル英会話を楽しくカンタンに勉強したい人に向けて、よく使うフレーズだけをピックアップし、すべてのフレーズにマンガがついた本書を書きました。

 海外旅行の楽しみは、現地の人とのコミュニケーションだとよく言われます。ホテルで、ショップで、「Hello!」というあいさつを交わすだけでも、日本とは違う空気を感じ、一気に旅の楽しさに包まれますよね。その一方で、こんな声もよく聞きます。

 「Hello.の後が続かない」
 「『〜したい』って英語で何ていうんだろう」
 「もっと英語を勉強しておけばよかった」

 でも、英語の勉強はなかなか大変です。覚えることに時間はかかりますし、何より継続して取り組むのは忙しい毎日の中では難しいですよね。

 本書はそんなあなたのために、楽しくカンタンに勉強できる、次のような工夫をしました。

 ●よく使うフレーズだけをピックアップ
 ●すべてのフレーズがマンガつき


 扱うフレーズは、英語を学ぶ学生・社会人約1000人が選んだ「日常生活で表現したいこと」の中から特にトラベル英会話に着目してピックアップ。さらに役立つフレーズや単語を厳選して加えました。

 また、トラ子とベル子、あわせて「トラベル」の二人がマンガを通してトラベル英会話をわかりやすくナビゲートします。

 トラ子とベル子はあなた自身です。本書を活用すれば、海外旅行であなたの「〜したい」が「〜できる」に変わります。

 さあ、さっそくトラ子とベル子といっしょに、楽しくトラベル英会話を勉強しませんか。

 最後になりましたが、本書の企画、英語のネイティブチェックには、マーク富岡(エムニイングリッシュクラブ代表/(株)イェムコジャパン代表取締役)さん(http://www.yemni-englishclub.com/)に大変お世話になりました。ありがとうございました。また、(株)三修社の澤井啓允さんの的確なアドバイスやご指導がなければ本書は完成できませんでした。ここに心からの敬意を表します。

2006年春 大門 久美子


 私のように英語の実体験が少ない、あるいは将来的にも決して英語を使う機会が多くないであろう者にとって、英語を学習することはとても困難なことです。英語を覚えようと思っても、どこか人ごとのように思えてなりません。だから参考書を読んでも身が入らないことが多いのです。英語をどれだけ身近に感じられるかが学習の成果にも大きく影響するようです。

 そこで私は身の周りで起こりえる様々な状況をストレスのないマンガで表現することを考えました。これによりひとつのフレーズというよりもひとつのマンガのエピソードとして頭に残るように、英会話の基礎を学ぶことが出来ればいいですね。ではみなさん、頑張りましょう!
鈴木 清安




「1000人が選んだ一番よく使う旅の英語72フレーズ」 (c)Kumiko Daimon (c)Kiyoyasu Suzuki